金融庁「国内LBOローンに関するアンケート調査結果を公表」

金融庁は、国内LBOローンにかかる取組み状況・管理態勢等を広く確認するため、金融庁において、大手銀行及び地域銀行を対象に簡易なアンケート調査を実施し、結果を「大手銀行・地域銀行 国内LBOローンに関するアンケート調査結果」として取りまとめ公表した。

近年、国内においてM&Aや事業承継等が増加する中、それを支えるLBOローンについて、大手銀行及び地域銀行において積極的に取組む先が増加している。

成長資金の供給という観点から重要な動きと考えられる一方、LBOローンは、一般的には通常のコーポレートローンと比較して信用リスクが高くなるとされており、各銀行では、LBOローンへの取組み方針や残高・収益目標の策定においては自身の経営体力を踏まえ設定する必要があるほか、事業戦略に見合う入口審査や期中管理などのリスク管理態勢を整備し、適切に運用していくことが重要となる。

金融庁は、今回の結果も踏まえ、引き続き金融機関のリスク管理態勢の高度化を促していきたいと考えている。

「大手銀行・地域銀行 国内LBOローンに関するアンケート調査結果」の公表について:金融庁 (fsa.go.jp)

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中国銀行 「『ちゅうぎんグリーンワークショップ』取扱開始」

中国銀行は、現中期経営計画「未来共創プランステージⅢ」にて、成長戦略の1つとして「地方創生SDGsの深化」を掲げており、今般、その具体的な取組みの一環として、「ちゅうぎんグリーンワークショップ」を開始した。

顧客にカーボンニュートラルをテーマとした基礎的な講義やビジネスゲームを実施するワークショップ。
① 【講義「カーボンニュートラルとは」を実施】
カーボンニュートラルについて基本から説明。
② 【ビジネスゲームであるカードゲーム「2050カーボンニュートラル」を開催】
カードゲームとして楽しみながら、カーボンニュートラルの概念や意義、実現するための心構えなどを腹おちして理解することが可能。
③ 【振り返りとしてディスカッションを実施】
講義とゲームの経験で得た学びを、実際の事業活動や生活での実践につなげて考察する。

手数料は、基本料金165,000円(税込)+参加者一人につき参加費3,300円(税込)。

https://www.chugin.co.jp/assets/media/2024/07/240722.pdf?86d8907d37af03111d6c2f2f7d3c28d0

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全銀協 「『銀行におけるバリアフリーハンドブック』を改訂」

全国銀行協会は、2024年4月の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の一部を改正する法律」(改正障害者差別解消法)の施行に伴い、銀行を含む民間事業者においても、障がいのある方への「合理的配慮の提供」が義務化されたことを受け、「銀行におけるバリアフリーハンドブック」を改訂した。

同ハンドブックは、銀行の窓口などにおける行員によるバリアフリーサービスの向上に役立つよう、同協会が2006年に制作し、2011年に改訂。
今回の改訂に当たっては、改正障害者差別解消法施行をはじめとする社会的背景などを踏まえつつ、さまざまな障がい者団体の協力のもと、当事者からの意見・要望を可能な限りハンドブックに反映させた。

また、改訂作業においては公益財団法人共用品推進機構の協力を得るとともに、ハンドブック全体について認定NPO法人日本障害者協議会・増田一世常務理事の監修を受けている。

https://www.zenginkyo.or.jp/news/2024/n072201/

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関西みらい銀行「店舗壁面を有効活用したミューラル(壁画)の制作開始」

りそなグループの関西みらい銀行(社長 西山 和宏)は、店舗壁面を有効活用するために地域を彩るミ
ューラル(壁画)の制作を開始する。

これまでも、地域のお客さまの利便性向上や防災時のインフラ提供のため、店舗敷地内にシェアサイクルやモバイルバッテリーの設置を行ってきたが、今回、針中野支店(大阪市東住吉区)において、ミューラルによる地域活性化に取り組む。

ミューラルをプロデュースする、スタートアップ企業 WALL SHARE 株式会社と連携し、7 月22 日(月)から約 2 週間にわたり、針中野支店の外壁にミューラルを制作する。地元アーティストへの作品発表の場、並びに地域の皆さまへの「アート」制作過程に触れるきっかけの提供を通じて、大阪市東住吉区における、街の賑わい創出に取り組む。

「りそなグループキッズマネーアカデミー」は、金融リテラシー向上プログラムの一環として開催している小学生向け金融経済教育。近鉄針中野駅で展開されているミューラルと当社の制作途中のミューラルを体感し、近鉄沿線路線図を使ったゲームや、お金の役割のクイズを近畿日本鉄道株式会社と共同で実施し、「地元の取り組み」「お金・働くことの大切さ」を楽しみながら学ぶ。

銀行店舗壁面を有効活用したミューラル(壁画)の制作開始について (resona-gr.co.jp)

三菱UFJ銀行「行政処分に基づく報告書を提出」

三菱 UFJ フィナンシャル・グループ、三菱 UFJ 銀行および三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券は、業務改善命令および報告徴求に基づき、業務改善計画等を含む報告書を金融庁に提出した。

今回の行政処分では、主に銀行および証券の連携によるビジネス推進において、銀行・証券間における不適切な顧客情報の共有、法人関係情報の管理態勢の不備(三菱 UFJ 銀行の元行員による専ら投機的利益の追求を目的とした取引を含む)、株式や債券の引受けに係る勧誘・交渉といった銀行に認められていない有価証券関連業の実施などについて指摘を受けた。これらの事案についてそれぞれ発生原因を分析し、その上で今回の事案発生の真因については以下の通りであると考えている。

(1) 全体としての問題
銀証連携が積極的に推進される中、連携において遵守すべき手続・ルールおよび一定の内部管理態勢は整備されていたが、グループの総合力を活かして顧客本位の営業活動を実現するという銀証連携の推進のメッセージとのバランスにおいて、実際に銀証連携を行う場合に留意すべき法令等を正しく理解した上で遵守する意識の浸透が役職員の中で十分に図られていなかった。

(2) 営業部署における問題
銀証連携ビジネスが伸長する中、銀証連携に関して営業部署によるリスクオーナーシップの醸成が十分に図られなかった。

(3) リスク管理部署における問題
業務実態に照らして継続的に見直されるべき、内部管理態勢の拡充が十分に図られず、銀証連携の実態に即して、業務プロセス、手続・ルールの明確化が進まなかったほか、営業部署の業務実態を把握し的確にリスク認識する態勢や、リスク管理部署(営業部署内におけるリスク管理機能も含む)におけるモニタリング態勢の拡充が十分なされなかった。

(4) 経営における問題
営業部署の現場において、銀証連携の推進のメッセージと、それに対する手続・ルールの周知・徹底のバランスが崩れつつあるという、経営としての正しいリスク認識が十分なされず、上記の各問題に対し適切な対応がされなかった。

再発防止に向けた改善対応策等、詳細は下記HP参照。

news0719.pdf (mufg.jp)

金融庁「事業性融資推進プロジェクトチームを設置」

金融庁は、総合政策局に「事業性融資推進プロジェクトチーム」を設置し、事業性融資の推進等に関する法律に関する金融業界や事業者等とのコミュニケーションの推進、融資実務上の課題の検討、政省令などの整備、今後の検査監督上の対応の検討等を行う。

本プロジェクトチームにおいては、総合政策局総括審議官をチーム長とし、総合政策局、企画市場局、監督局において総括チーム長補佐、チーム長補佐、チーム員を任命する。

https://www.fsa.go.jp/news/r6/sonota/20240719/20240719.html

千葉銀行「マイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用した本人確認を導入」

千葉銀行は、2024 年 8 月より、「ちばぎんアプリ」を対象としてマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用した本人確認を導入する。

まずは、所定の限度額を超える振込を行う際の本人確認に導入し、順次、利用範囲を拡大していく。

公的個人認証サービスは、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用して「本人確認書類の偽造」や「他人によるなりすまし」、「データの改ざん」といった不正を防止することで安全かつ確実な本人確認を実現するサービス。
本サービス導入により「ちばぎんアプリ」での本人確認が安全かつ簡単に行えるようになる。さらに電子証明書に記録された情報(氏名、住所、生年月日など)を活用することで顧客情報の一部が入力不要となるため、今後アプリに追加予定の各種手続きがよりスムーズになる。また、犯罪収益移転防止法に対応した本人確認も可能です。

なお、アプリでの利用範囲の拡大については、2025 年春に「住所変更」、2025 年秋に「公金受取口座登録」を予定。今後は、アプリに加え、店頭での本人確認への導入も検討する。

https://www.chibabank.co.jp/data_service/file/news20240718_02_001.pdf

みちのく銀行・青森銀行「『健康経営』サポートサービスを取扱開始」

みちのく銀行と青森銀行は、顧客の「健康経営®」の取り組みを支援する『「健康経営」サポートサービス』の取扱いを開始する。

世界的に「人的資本」に関する企業情報開示への関心が高まる中、従業員の健康管理を経営的視点で考え戦略的に実践する「健康経営」は、組織の活性化や企業価値向上が期待できる取り組みとして、企業の関心が高まっている。

本サービスは、経済産業省が実施する「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」の認定
基準を参考に、顧客の「健康経営」取組状況を診断し、評価結果を還元するほか、経営課題の整理・解決を通した「健康経営」の実現をサポート。

https://www.michinokubank.co.jp/news_3335.pdf

山梨中央銀行・静岡銀行・名古屋銀行「人生 100 年時代に備える『資産形成オンラインセミナー』を開催」

山梨中央銀行・静岡銀行・名古屋銀行は、「静岡・山梨アライアンス」の取組みの一環として、現役東大生のお笑い芸人・さんきゅう倉田氏を迎えて、人生 100 年時代における資産形成の必要性などを紹介するセミナーを、共同で開催する。

【第一部】
現役東大生のお笑い芸人が教える「今こそ始めるべきお金のため方」
講師/さんきゅう倉田氏
【第二部】
個人年金保険を活用した資産形成について
講師/プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社
第五営業部長 丸岡 鮎子 氏

https://www.yamanashibank.co.jp/assets/files/K20240711.pdf

ふくおかフィナンシャルグループ「サステナビリティ事業化セミナーを開催」

株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役社長 五島 久)ならびに傘下の株式会社福岡銀行、株式会社熊本銀行、株式会社十八親和銀行は、サステナビリティセミナーを開催する。

本セミナーでは、社会課題を解決するソーシャルビジネスのパイオニアである株式会社ボーダレス・ジャパン代表 田口氏と国連「新国富報告書」代表で九州大学主幹教授である馬奈木氏を講師に迎え、ビジネスと社会課題解決について講演する。

お取引先様限定 サステナビリティセミナーの開催「サステナビリティ事業化セミナー~サステナビリティとビジネスの向き合い方~」 (fukuoka-fg.com)