金融庁「国内LBOローンに関するアンケート調査結果を公表」


金融庁は、国内LBOローンにかかる取組み状況・管理態勢等を広く確認するため、金融庁において、大手銀行及び地域銀行を対象に簡易なアンケート調査を実施し、結果を「大手銀行・地域銀行 国内LBOローンに関するアンケート調査結果」として取りまとめ公表した。

近年、国内においてM&Aや事業承継等が増加する中、それを支えるLBOローンについて、大手銀行及び地域銀行において積極的に取組む先が増加している。

成長資金の供給という観点から重要な動きと考えられる一方、LBOローンは、一般的には通常のコーポレートローンと比較して信用リスクが高くなるとされており、各銀行では、LBOローンへの取組み方針や残高・収益目標の策定においては自身の経営体力を踏まえ設定する必要があるほか、事業戦略に見合う入口審査や期中管理などのリスク管理態勢を整備し、適切に運用していくことが重要となる。

金融庁は、今回の結果も踏まえ、引き続き金融機関のリスク管理態勢の高度化を促していきたいと考えている。

「大手銀行・地域銀行 国内LBOローンに関するアンケート調査結果」の公表について:金融庁 (fsa.go.jp)

https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js