全国銀行協会は、2024年4月の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の一部を改正する法律」(改正障害者差別解消法)の施行に伴い、銀行を含む民間事業者においても、障がいのある方への「合理的配慮の提供」が義務化されたことを受け、「銀行におけるバリアフリーハンドブック」を改訂した。
同ハンドブックは、銀行の窓口などにおける行員によるバリアフリーサービスの向上に役立つよう、同協会が2006年に制作し、2011年に改訂。
今回の改訂に当たっては、改正障害者差別解消法施行をはじめとする社会的背景などを踏まえつつ、さまざまな障がい者団体の協力のもと、当事者からの意見・要望を可能な限りハンドブックに反映させた。
また、改訂作業においては公益財団法人共用品推進機構の協力を得るとともに、ハンドブック全体について認定NPO法人日本障害者協議会・増田一世常務理事の監修を受けている。
https://www.zenginkyo.or.jp/news/2024/n072201/