ふくおかフィナンシャルグループは、傘下銀行である(株)十八親和銀行において、顧客の照会に基づく社内調査の結果、顧客の預金等を着服する不祥事件が判明、公表した。
十八親和銀行における2件の不祥事件は、以下の通り。
概要
① 2025年2月28日 顧客 1名から積立定期預金の名目で現金を集金する手口で20年程度にわたり、数千万円の現金を着服
②2025 年3月24日 顧客 1名から通帳を預かったまま不正に現金を引き出す等の手口で4年程度、約9,200万円の現金を着服
①② 事案ともに、「業務外かつ営業時間外に預かり記録を発行することがなく、事務手続上のチェックが働かなかった」、「お客さまが当該行員を信用され、疑われていなかった」、「多重債務や依存症に悩む行員の不正」という共通点があった。
また、傘下銀行および関連会社との取引に関する不明な点や不安等について、最寄りの営業店窓口および「お客さま相談窓口」を各行に設置した。
傘下銀行における不祥事件と「お客さま相談窓口」の設置について