岩手銀行「シェアリング機能付きハイブリッド蓄電所のビジネスモデル構築の実証事業へ参画」


株式会社岩手銀行(頭取 岩山徹)は、100%子会社である manorda いわて株式会社(代表取締役 石川恒介)を通じて、NR-Power Lab 株式会社※(代表取締役社長 中西祐一)と協力し、当社が岩手県内で運営する予定の太陽光発電所においてシェアリング機能付きハイブリッド蓄電所のビジネスモデル構築に向けた実証事業へ参画する。

同行は昨年 8 月から同社を運営主体として発電・供給業務を含む再生可能エネルギー関連事業を開始している。再エネの地産地消率や地域内経済循環の向上、防災・レジリエンスの強化など持続可能な地域社会の実現に貢献するとした本実証事業の目的に賛同し、事業参画する。

本実証事業を通じ実現を目指すハイブリッド蓄電所は、蓄電所内の蓄電池を需要家でも利用可能なように設計し、最もニーズの高い場所に速やかに移設し活用する。蓄電池ユーザーの初期投資負担の低減のみならず、電力市場の制度変更による投資回収への影響、長納期化による機会損失などのリスク最小化を実現。また、大容量で長寿命が特性の NAS®※電池と、高出力でシステムサイズの可変性が高いリチウムイオン電池のハイブリッドシステムとすることで、蓄電所から大小需要家設置まで、幅広いシーンのさまざまなニーズに対し、速やかに応えることを可能とする。

また、同社としましては太陽光発電所に併設する蓄電池を活用して出力抑制※の回避・縮小を図るほか、精緻な発電量予測等と組み合わせることで売電収入の安定化を図るなど岩手銀行グループは持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。

シェアリング機能付きハイブリッド蓄電所のビジネスモデル構築に向けた実証事業への参画について (iwatebank.co.jp)

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