株式会社秋田銀行(頭取 新谷 明弘)は、営農支援ツール「アグリノート」の開発・運営を行うウォーターセル株式会社(代表取締役社長 渡辺 拓也)と業務提携契約を締結した。
「アグリノート」は、航空写真をベースにした圃場マップに日々の生産記録等を紐づけられるサービスで、スタッフ間の情報共有をサポートすることで農作業や圃場管理の効率化を可能とする営農支援ツール。全国の利用組織数は 2023 年7月末時点で 19,000 先を超え、多くの農業者の方々に利用されている。
なお、本サービスの普及を目指し、同社と提携した金融機関は同行が全国で初。
社会全体でDXの取組みが進められているなか、農業現場においても担い手の高齢化や労働力不足などを背景にDXの取組み推進が急務となっている。
農業現場では依然として経験と勘に頼った営農が少なからず行われており、技術の継承に時間が費やされ、新たな担い手確保が難航しているほか、農業を取り巻く様々な情報がアナログでつながりがなく、農産物の販売促進等に活かされていない状況にある。
同行は、ウォーターセル株式会社と提携し、「アグリノート」の普及を目指すことで、営農記録の
デジタル化とその活用によるデータ駆動型農業への転換を促進し、農業者の皆さまの経営効率化や
新たな収益機会の創出などを支援する。