株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦)は、次世代を担う人材育成に向けた私立高等専門学校「神山まるごと高等専門学校」の取り組みに賛同し、ファウンディングパートナー(※1)として 3,000 万円の寄付を実施した。
「神山まるごと高専」は、「テクノロジー×デザインで、人間の未来を変える学校」をコンセプトに、自ら課題を発見し、モノをつくる力で解決する、そして社会に変化を生み出すことができる人材である「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指し、2023 年 4 月に徳島県神山町に開校した。
同校は、15 歳からテクノロジーとデザイン、起業家精神を一度に学ぶことをカリキュラムの軸に据えており、卒業後のキャリアパスとして 40%が起業することを目標として掲げている。
同行は、2013 年に「成長支援ファンド」を組成したことに始まり、2016 年にはスタートアップ支援のための会員サービスである「M’s Salon」を設立するなど、約 10 年間にわたりスタートアップ・起業家支援に取り組んできた。神山まるごと高専の取り組みを、今後の日本のスタートアップ育成における重要な役割を担うものと考え、特に奨学金基金の設計において支援を行ってきた。
具体的には、同校が掲げる、経済状況に限らず目指せる学校の実現に向けて構築した奨学金基金スキームの組成についてはみずほ信託銀行株式会社(取締役社長:梅田 圭)が支援し、同基金の運用については、〈みずほ〉とロンバー・オディエの提携に基づき、ロンバー・オディエ信託に委託するなど、様々な形で支援。2023 年 4 月の同校開校に伴い、その支援姿勢をより明確にするため、ファウンディングパートナーとして、金銭的な支援を実施した。
(※1)ファウンディングパートナー:神山まるごと高専の開校資金および開校後数年間
の運転費用への寄付を実行した企業および個人のパートナーの呼称
20230418release_jp.pdf (mizuhobank.co.jp)