株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役社長 亓島 久)と株式会社福岡中央銀行(取締役頭取 荒木 英二)は、それぞれの取締役会において、経営統合の実現を目指すことについて基本合意を締結した。
ふくおかフィナンシャルグループの信用力・資本力の活用により福岡中央銀行の経営基盤を一層盤石なものとし、両社の経営資源や強みを活かして、福岡県内において幅広いお客さまの課題解決や成長のサポートを行っていくことが地域経済の持続的発展に貢献できると判断した。
福岡中央銀行では、本部機能の集約や重複した銀行事務の共同化、共通業務のふくおかフィナンシャルグループへの委託等によって業務の効率化を推進し、最適な営業体制を構築することで、それにより生じた経営資源は顧客とのリレーション強化に繋がる分野へ積極的に投入する。また、ふくおかフィナンシャルグループの金融ノウハウ・サービス、情報ネットワークや現在構築を進めているデジタルチャネル等を最大限活用することによって、顧客接点の拡充を図り、多様化する顧客ニーズにきめ細かく対応することで、将来に亘り安定的に金融仲介機能を発揮し、従来以上に「中小企業専門金融機関」としての使命と役割を果たす。
両社は、本件経営統合として、必要な株主総会の承認及び関係当局の許認可等を得ることを前提に、2023 年 10 月 1 日を目処に、ふくおかフィナンシャルグループを完全親会社、福岡中央銀行を完全子会社とする株式交換を行うことを協議・検討。
福岡中央銀行は、株式交換によりふくおかフィナンシャルグループの完全子会社となるので、福岡中央銀行の株式は、株式交換の効力発生日に先立ち、福岡証券取引所を上場廃止となる予定。
本件経営統合後のふくおかフィナンシャルグループ傘下の株式会社福岡銀行(取締役頭取 亓島 久)と福岡中央銀行は、それぞれの強みを活かした事業展開を行うことが本件経営統合の目的の実現に繋がるとの判断から、合併を行う予定はない。
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