全国地方銀行協会「年頭所感を公表」


全国地方銀行協会は、「ニューノーマルな環境下での持続可能なビジネスモデルの確立」「デジタルトランスフォーメーションへの取り組みとイノベーションの創出」「SDGs/ESGに基づく将来事業の創造」の3つの柱を掲げて取り組みを進めてきた。本年も、これら3つを柱として、様々な取り組みを深化させていく。

昨年は、世界経済ならびにわが国の経済は新型コロナウイルス感染症の拡大により大きな影響を受けた一年となった。国内の各地域においては、昨年の緊急事態宣言の解除以降、経済活動再開の動きがみられるが、新たな変異株が出現するなど予断を許さない状況が続いている。また、半導体不足や資源価格を中心とする物価上昇圧力が、原材料や物流価格の上昇という形で、企業収益にマイナスの影響も与えており、経済回復に向けた先行きの懸念材料となっている。

地方銀行は、引き続き、顧客の資金繰り状況に最大限の注意を払うとともに、創意工夫を活かしつつ、顧客に寄り添った課題解決支援を徹底していく。

一般社団法人全国地方銀行協会 (chiginkyo.or.jp)

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