金融庁「マネー・ローンダリング等対策の取組と課題(2024年6月)を公表」

金融庁は、マネー・ローンダリング・テロ資金供与対策について、2023事務年度の金融庁所管事業者の対応状況や金融庁の取組等を「マネー・ローンダリング等対策の取組と課題(2024年6月)」として取りまとめ、公表した。

(参考)金融機関におけるマネロン・テロ資金供与・拡散金融対策について

「マネー・ローンダリング等対策の取組と課題(2024年6月)」の公表について:金融庁 (fsa.go.jp)

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高知銀行「副業・兼業人材の活用方法セミナーを開催」

高知銀行(頭取 海治勝彦)は、経営課題解決に取り組む法人企業を対象に、高度な課題を解決できる副業・兼業人材の活用方法に関するセミナーを開催する。

本セミナーは、「AI技術を活用した業務の効率化」「採用力の強化」をテーマに、高い経験・スキルを持った人材による課題解決支援の事例を知っていただくとともに、副業・兼業人材の活用を通じてそれぞれのニーズに応えていくことが目的。

2024.06.26 「経営課題解決セミナー」の開催について – 新着情報 – 高知銀行 (kochi-bank.co.jp)

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愛知銀行「ベンチャーデットの取扱開始」

株式会社愛知銀行(頭取 伊藤 行記)は、ベンチャーデット(※)の取扱いを開始した。

従来、国内におけるスタートアップの資金調達は株式発行によるエクイティファイナンスが主流だが、近年では株式の希薄化を抑えつつ成長資金を確保できるベンチャーデットによる資金調達ニーズが高まっている。こうした背景を踏まえ、愛知銀行の投資専門子会社である愛知キャピタル株式会社(代表取締役 磯部 勝雅)が運営するファンドを通じ、エクイティ投資に加えてベンチャーデットの取扱いを開始した。

(※)ベンチャーデット
主に社債等と新株予約権の付与を組み合わせたスタートアップの資金調達手法の一つ。銀行等が行う
一般的な融資と、ベンチャーキャピタル等が行うエクイティ投資の間を埋めるスキームとして位置付けられており、スタートアップは株式の希薄化を抑制しつつ、成長資金の調達が可能。

news20240628.pdf (aichibank.co.jp)

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金融庁「M&A支援を促す監督指針改正案を公表」

金融庁では、「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」、「主要行等向けの総合的な監督指針」、「系統金融機関向けの総合的な監督指針」及び「漁協系統信用事業における総合的な監督指針」の一部改正(案)を公表。

円滑な事業承継や企業の成長・生産性の向上等の手段としてM&Aの重要性が増す中、金融機関が、顧客企業に対するコンサルティング機能の更なる強化の一環として、M&A後の事業統合作業(PMI)を含めたM&A支援にもより積極的に取り組むことへの期待が高まっていることから、事業者に対するコンサル機能の発揮に関して、着眼点の明確化のため、所要の改正を行うもの。

https://www.fsa.go.jp/news/r5/ginkou/20240627-3.html

金融庁「最善利益義務等に関連する政省令・監督指針(案)を公表」

金融庁は、令和5年金融商品取引法等改正に係る政令・内閣府令案等を公表。

令和5年11月20日に成立した「金融商品取引法等の一部を改正する法律」(令和5年法律第79号。公布の日から起算して1年を超えない範囲内において政令で定める日から施行。)について、関係政令・内閣府令等の規定の整備を行うもの。

主な改正等の内容は以下のとおり。
・顧客等の最善の利益の勘案義務
・「デジタル原則に照らした規制の一括見直しプラン」に基づくアナログ規制の見直し
・ソーシャルレンディング等に係る規制の見直し
・セキュリティトークン関連の見直し
・金融商品販売業者等の掲げる勧誘方針の公表方法についてインターネット上での掲載義務

https://www.fsa.go.jp/news/r5/shouken/20240627/20240627.html

ほくほくフィナンシャルグループ「省エネ設備のビジネスマッチングでCO2 排出量 35,545t 削減」

ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行(頭取 中澤 宏)および北海道銀行(頭取 兼間 祐二)は、ビジネスマッチングを通じて、株式会社 NEXYZ. (代表取締役 大前 成平)が提供する LED 照明をはじめとした省エネ設備・農業設備を取引先に紹介している。

2024 年 3 月時点での設備の導入物件数が両行合算で 2,008 件、削減電力量が 82,855,049kWh、CO2 排出削減量が 35,545tとなった。

北陸銀行は 2018 年 9 月、北海道銀行は 2022 年 10 月から NEXYZ.とビジネスマッチングを通じた協業に取り組んできた。北海道・富山・石川・福井を中心に LED 照明をはじめとした省エネ設備・農業設備の導入などに関する相談、脱炭素および SDGs の達成に向けた支援を行った。ビジネスマッチングの取組みによる CO₂排出削減量が累計 3 万 t を超えたことから公表した。

成約物件数、累計 CO2 排出削減量ともに、NEXYZ.が提携している金融機関 75 社のうち第一位。
排出削減量の 35,545t は、杉 1 本が 1 年間に吸収する二酸化炭素量で換算すると杉の木約 400 万本
に相当。

20240625.pdf (hokuhoku-fg.co.jp)

東和銀行「新商品開発『こんにゃくビール』をマッチングサポート」

株式会社東和銀行(頭取 江原 洋)は、付加価値の高い成長分野を育成することにより、地域経済の活性化を目的として、産官学金の連携により、県内企業の事業拡大、食品産業の活力向上に取り組んできた。

群馬大学食健康科学教育研究センター(センター長 粕谷 健一教授)と有限会社浅間高原麦酒(代表取締役 黒岩 修氏)のマッチングを行い、向井克之客員教授の研究を活かした「こんにゃくビール」の共同開発に至った。また、新商品の販路としてファミリーマートとマッチングし、6 月 24 日より前橋、高崎、桐生を中心とする一部のファミリーマート等で販売を開始する。

【本事業のスキームについて】

① 食と健康に関わる研究および人材育成を推進し、地域社会と連携して県民の健康増進や地域産業活性化への寄与を目的とする群馬大学食健康科学教育センターの研究を基に事業化への協力事業者を東和銀行が探索・紹介
② 群馬大学食健康科学教育研究センターと有限会社浅間高原麦酒が群馬県の特産品である「こんにゃく」を活かした新商品を開発
③ 新商品の販路紹介
(株式会社ファミリーマートへの販売依頼により県内の一部店舗で販売開始し、その後各所に拡大予定)

20240625.pdf (towabank.co.jp)

紀陽銀行「リアルエステートファイナンス推進室を新設」

株式会社紀陽銀行(頭取:原口 裕之)は、2024年7月1日付で「リアルエステートファイナンス推進室」を新設する。

リアルエステートファイナンス推進室は、不動産業向け貸出に特化した専門部署として設置し、機能集約と情報の一元管理による推進体制の強化をおこなうことで同行の収益拡大に努める。また、不動産市場の最新動向を踏まえ、顧客ニーズに合わせた柔軟な提案を行う。

併せて、紀陽東京ビル内(東京都千代田区神田小川町2ー5)にもリアルエステートファイナンス推進室の人員を常駐させることで、東京エリアのニーズにもこれまで以上に迅速に対応できる体制を構築する。

get_pdf.php (kiyobank.co.jp)

兵庫ひまわり信用組合「不祥事、元職員の着服を公表」

兵庫ひまわり信用組合は、尼崎支店の元職員(渉外係、20代、男性)が 担当していた顧客より集金した定期積金の掛金を入金せず着服していたことを公表した。

顧客からの情報提供を端緒に調査したところ、4月17日に定期積金掛金の未入金が判明し着服が発覚した。

発生期間: 令和5年11月16日から令和6年4月17日
事故金額: 1,060,000円(9先)

当該元職員については、令和6年5月31日付で懲戒解雇処分。また、関係者も管理責任を明確にするため、内部規程に則り厳正な処分を行った。

news2024-06-21.pdf (h-himawari.com)

百五銀行「マレーシア・ハラル ラウンドテーブルミーティングを開催」

株式会社百五銀行(頭取 杉浦 雅和)は、ハラルビジネスへの取組みを支援するため、マレーシア投資開発庁*1(CEO Sikh Shamsul Ibrahim Sikh abdul majid)とともに「マレーシア・ハラルラウンドテーブルミーティング」を開催する。

本イベントでは、ハラルビジネスマーケットの最新情報についての講演やハラル食材、オーガニック食材を使用した料理を体験する。

ムスリム人口は世界の4分の1を占めるともいわれ、その市場規模は魅力的。同行は今後もハラルへの理解を深める機会の提供やハラル対応へのコンサルティングを通じて、地域産品の輸出やインバウンド誘致などの事業拡大を支援する。

*1 マレーシア投資開発庁は同国への投資誘致などの活動を行う公的機関。

20240624_01.pdf (hyakugo.co.jp)