静岡銀行「ESG地域金融促進事業、インパクトレポートを公表」


静岡銀行(頭取 八木 稔)は、昨年 7 月に環境省が実施する「令和 4 年度 ESG 地域金融促進事業」の支援先金融機関に採択され、「地域におけるインパクト可視化およびインパクト測定・マネジメント(IMM)体制の確立」に取り組んできた。

本活動の一環として、ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下、PIF)を通じて地域社会に与えたインパクトなどを紹介する「インパクトレポート」を作成し、公表した。

2021 年 1 月から提供を開始した PIF の概要や特徴を説明するとともに、静岡銀行と PIF を契約された取引先 8 社の KPI 達成に向けた具体的な活動内容や、PIF を通じて「環境」「社会」「経済」に与えた波及効果、各社のサステナビリティ活動などを紹介している。

同行では、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、地域金融を中心とする本業を通じた環境問題への積極的な取り組みにより持続可能な社会の実現に貢献すべく努めている。
こうした活動の一環で、顧客の企業価値の向上、社会価値の創造、ひいては地域の持続可能性の向上につながるためのファイナンスを地域に浸透させたいと考え、2021 年 1 月に本邦初となる中小企業向け「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約を締結し、2023 年 3 月までに累計 43 件・約 140 億円の契約を締結している。

同行では、モニタリングを通じて顧客が定めた KPI の達成に向けたお取り組みの確認と支援を実施し、さらに地域にあたえるインパクトを可視化・管理していく体制を構築することが地域の持続可能性の向上につながると考え、本事業に取り組んできた。

今回、一般社団法人静岡経済研究所の協力のもと、PIF を実行した取引先 8 社の KPI の取り組み状況、「環境」「社会」「経済」に与えたインパクトをまとめた「インパクトレポート」を作成した。

Ⅰ部:地域へのインパクト
3:ポジティブインパクトファイナンスとは
5:PIF実行8社が与えてくれたインパクト
7:環境の視点から
8:社会の視点から
9:経済の視点から
2:サステナブルな静岡へ
10:PIFを通じて得たもの

Ⅱ部:PIFに取り組んだ各社のサステナビリティ活動

11 :横浜環境保全株式会社
15:株式会社野末商店
19:株式会社山内商店
23:ハラダ製茶株式会社
27:杉本製茶株式会社
31:平野ビニール工業株式会社
35:常盤工業株式会社
39:エネジン株式会社

詳細は下記HP参照。

230331_NR_1.pdf (shizuokabank.co.jp)

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