三井住友銀行「企業再生ビジネスへ本格参入、専門子会社を設立」


株式会社三井住友銀行(頭取 CEO:髙島誠)は、本邦における「企業再生ビジネス」への本格参入を企図し、その中核として、知見・経験を有する専門家らとの協働を通じ、対象企業の企業価値向上や事業継続等に向けた取組を支援する専門子会社「株式会社 SMBCキャピタル・パートナーズ(代表取締役社長:辰已聖)」を 2020年2月 10 日に設立した。

なお、同社は、2020 年 4月目途に 営業を開始する予定。

近年、日本企業を取り巻く環境は、国内の人口減少・少子高齢化による市場の縮小、世界的な 保護主義台頭等の地政学リスクの顕在化、デジタルトランスフォーメーションの進展やコスト 競争力の低下など、様々な要因の顕在化につれて急速に変化し、先行きは不透明であり、事業の 不確実性は増す一方。

こうした事業環境の下、各企業においては、将来の持続的な事業発展 存続に向け生産性向上等の自助努力が不可欠な一方、かかる企業の事業構造改革やビジネスモデル変革、事業承継等の取組を支援するための社会的インフラの整備が急務である。

こうした課題認識・ニーズに対応するべく、SMBCキャピタル・パートナーズは、SMBC グループに加え外部専門家らの経験と人材を結集し、ソリューションの策定、ハンズオンでの経営 支援や、事業構造改革やビジネスモデル変革並びに事業承継等に際するリスクマネーの提供等を行う。

こうした取組を通じ、三井住友銀行は、取引のない顧客も含め、かかる 課題・ニーズを有する顧客の企業価値向上に資する取組を加速させ、「企業再生ビジネス」に 本格参入する。

https://www.smbc.co.jp/news/j602012_01.html

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