広島銀行「デジタル戦略部を新設、機構改正」


株式会社広島銀行(頭取 部谷 俊雄)は、本店の機構改正を実施する。

IT技術の革新や他業態からの金融業への参入等経営環境が急速に変化するなか、金融のデジタル化やアライアンスによる業務展開を実施することに加え、SDGs/ESGへの対応の重要性が一層高まっていることを受けて行内体制を整備し取組強化を図る。

また、多様化する信託ニーズへの対応強化や、リスクベース・アプローチに基づく経営上のリスクを一元管理する体制の見直しを実施する。

(1)「デジタル戦略部」の新設
・「デジタルトランスフォーメーションへの取組強化」及び「デジタル技術・異業種連携等を活用した、決済を含めたWebで完結するサービス展開の強化」に向け、現行の総合企画部デジタルイノベーション室にカード及び決済企画機能等を統合し、部として新設する。

・部内には、デジタル戦略や新事業企画等を担う「デジタル戦略室」と、サービス展開等を担う「デジタルビジネス推進室」を設置する。

(2)営業統括部に個人戦略の企画業務を移管
・「金融のデジタル化」の急速な進展等に伴い経営環境等が大きく変化するなか、5~10 年後のマーケットを見据えた営業戦略の見直し・高度化を推進するため、アセットマネジメント部内の個人戦略企画業務を営業統括部に移管。チャネルシフトの進展に伴う店舗・ATM戦略の見直しや営業店事務レス化の推進に合わせた営業のリソース再配分等を進める。

(3)総合企画部(広報・地域貢献室)内に「SDGs/ESG担当」を新設
・「企業の社会的責任」と「長期的なリターンを目指す戦略」の観点からSDGs/ESGへの関心が高まるなか、対外発信機能の強化を図るため、広報・地域貢献室内に「SDGs/ESG担当」を新設する。

(4)アセットマネジメント部内に「信託コンサルティング室」を新設
・高齢化社会の進展に伴い、相続対策ニーズが高まるなか、ソリューション機能として信託業務の更なる強化を図るため、当部内の信託業務を統合し「信託コンサルティング室」を新設する。

(5)コンプライアンス統括部とリスク統括部を「リスク統括部」として統合
・リスクベース・アプローチに基づき経営上のリスクを一元的に管理する体制を構築するため、リスク管理の統括部署であるコンプライアンス統括部とリスク統括部を統合する。

http://www.hirogin.co.jp/ir/news/paper/news190308-4.pdf

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