北見信用金庫は、顧客の本人確認に係る書類を、誤って廃棄してしまったことが判明、公表した。
誤って廃棄してしまった書類は、内部調査を行った結果、破砕処理（シュレッダー処理）を行っていることが確認できたことから、外部へ流出している懸念はないとのこと。
誤廃棄した書類は、本人確認書（注１）および本人確認資料（注２）。
該当店舗は、旧紋別信用金庫大通支店（平成21年11月合併、平成24年9月本店に統合）。
平成15年1月～平成19年3月に預金口座の開設等の取引がある顧客（714先）。
（注1）「本人確認書」とは、法令（犯罪による収益の移転防止に関する法律）に基づき、顧客の本人確認の記録を残す書類をいい、取引終了後7年間の保存義務がある。 顧客のお名前、住居、生年月日および本人を確認した資料の種類等が記載されている。
（注2）「本人確認資料」とは、運転免許証等の公的書類のコピーで、本人確認書に添付している書類。
誤廃棄した書類は、大通支店の統廃合により本店にて保存していたところ、上記（注1）のとおり「取引を終了した日（口座の解約日）から7年間」の保存義務があるにもかかわらず、「取引した日（口座の開設日）から7年間」 と誤認し、取引いただいた日から7年が経過している事をもって破砕処理（シュレッダー処理）してしまったもの。
http://www.shinkin.co.jp/kitami/info/gohaiki.html
