尼崎信用金庫「超長期のビジネスモデルを見据えた『長期ビジョン計画』を立ち上げ」


尼崎信用金庫(理事長 作田 誠司)は、人口や事業所数の減少という大きな環境の変化に対応する超長期のビジネスモデル構築をめざし、検討プロジェクトチームによる『長期ビジョン計画』を立ち上げた。

同金庫の営業エリアにおいても、2025年以降は人口や事業所数の減少が見込まれるなど外部環境の大きな変化が予想される中で、地域経済の活性化や収益の確保を前提とした10年後・20年後に向けたビジネスモデルについて早い段階での検討が必要との考えから、平成28年9月に理事長を委員長とし、本部・営業店の若手職員を含めた「長期ビジョン検討プロジェクトチーム」を立ち上げた。

これからの同金庫のビジョンについて、時間軸(短期・中期・長期のタイムスケジュール)を定め、外部環境の大きな変化に対応すべく地域性や店舗タイプなどによる分析・将来予想に基づいて、平成33年に迎える創業100周年とその後のビジネスモデルを検討したもの。

具体的な内容は、人口が減少していく時代だからこそ中小企業専門金融機関として積上げたノウハウを活かし、単にボリュームの拡大に傾注するのではなく、地域における圧倒的存在感を発揮し、顧客シェア・取引基盤の拡大を図っていく。

また、タイムスケジュールとして短期計画・中期計画・長期計画を定め、店舗や地域性の分析・検証と将来予想を行い、営業・店舗・人事の各戦略を策定。「攻める地区」「守る地区」における店舗機能の特定と戦略に必要な人材育成プログラムを実践する。

さらに、想定される最も厳しい環境を視野に入れながら、同金庫がめざす姿と少数精鋭の人員で実現可能な事業規模を見極めて、スピード感をもって移行できるよう取組んでいくとのこと。

http://www.amashin.co.jp/news/2017/n20170403b.html

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