株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取 小山田 隆)は、今般、モロッコ王国の 投資促進機関であるモロッコ投資促進庁(仏語名:Agence Marocaine de Développement des Investissements、英語名:Moroccan Investment Development Agency)と同国への投資促進を目的と した業務協力に関する覚書を締結した。
なお、同機関が民間金融機関と業務協力に関す る覚書を締結するのは今回が初めて。
モロッコ投資促進庁は、2009 年に設立された外国投資促進機関で、モロッコの経済発展を目的 に海外企業の進出や投資事業等の支援を行っている。
モロッコは安定した経済成長と地理的優位性を背景に、欧州および同国の消費市場に注目した 製造業や自動車産業等を中心に多様な海外企業が進出しており、アフリカ市場進出へのゲートウ ェイとして更なる飛躍が期待されている。
同国に進出している日本企業は、アフリカ諸国の中 でも、南アフリカ共和国、エジプトに次いで多い約40社に上り、日本とアラブ諸国との経済関係 の強化を目的とした本年の第4回日本・アラブ経済フォーラムおよび第6回アフリカ開発会議の開催等を機に、今後、多くの日本企業による事業展開が見込まれている。
http://www.bk.mufg.jp/news/news2016/pdf/news09051.pdf