株式会社富山第一銀行(頭取 野村 充)の元行員が、同行のキャンペーン賞品の電子マネーギフトを詐取するという事案が発生した。
本年1月 17 日、当選案内を受け取った顧客が、賞品として受け取った電子マネーギフトが使用できないと電子マネーギフト発行事業者へ問い合わせされ、当該事業者と弊行で確認
したところ事件が発覚。
同行に勤務していた元行員(30 代男性)は、チャネルイノベーション部に勤務している間、同行が企画する各種キャンペーンにかかる当選賞品である電子マネーギフトの案内通知・電子メール配信による賞品贈呈を行う業務を担当していた。当選賞品発送後、当該電子マネーギフトの URL 等が記載されたリストを不正に入手したうえで、当該 URL 等から電子マネーギフトを私用スマートフォンに保存・詐取する行為を続けていた。
詐取された電子マネーギフトは、現時点における同行内の調査では、当選者 5,387 名中、1,036名、総額 1,171,136 円(1件あたり 194 円~2,024 円)。被害額は警察当局が捜査中であり捜査に協力している。
当該行員については、2月5日付で懲戒解雇した。