静岡銀行「全国初 、水の架け橋ネットワークシステムに参加」


静岡銀行(頭取 八木 稔)では、大規模災害発生時における非常用備蓄飲料水の円滑な相互貸借を可能とするとともに、地域防災や広域連携における「共助」の機会創出をめざし、株式会社 UACJ が2022 年 8 月に構築した「水の架け橋ネットワークシステム」に参加した。

同行では、2022 年 9 月の台風 15 号による大規模断水の影響を受け、グループ役職員への支援に留まらず、地域金融機関として広域な防災連携の必要性をあらためて認識した。

そこで、大規模災害発生時を想定し、円滑な飲料水の供給を通じた地域支援に加えて、相互扶助の精神に基づく広域連携を推進するため、本ネットワークシステムに全国で初めて参加することとした。

今後、本ネットワークシステムの利用者拡大に向けて、地域の事業者や自治体などと連携して取り組んでいく方針。

「水の架け橋ネットワークシステム」の概要

国内最大手のアルミニウム総合メーカーである株式会社 UACJ が提供する災害用備蓄飲料水の相互貸借を通じた「共助」へ貢献するプラットフォーム。
(1)平 時/同社が提供する賞味期限 12 年間の災害用アルミボトル缶飲料水※を購入し、備蓄量や保管場所を登録したうえで、自社にて保管を行う。※静岡県内の製造者により県内で採水したもの
(2)災害時/システム参加者が被災し、飲料水の支援が必要となった場合、システム内の支援要請者と支援者のマッチングを行い、両者が相対で災害用飲料水の貸借を実施する。
(3)復旧時/支援要請者は、支援を受けた飲料水と同量の災害用飲料水を同社より新規で購入し、支援者に返礼する(任意)。

230420_NR.pdf (shizuokabank.co.jp)

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