金融庁は、各保険会社に対し、2020年3月末時点での障がい者等に配慮した取組み状況についてアンケート調査を行った。その結果をとりまとめ公表した。主な調査結果は以下のとおり。
主なアンケート調査結果
1.自筆困難者の方への代筆に関する内部規定の整備状況について
(1)自筆困難者の方への代筆に関する内部規定の整備率
生命保険会社 100%(100%)、損害保険会社 100%(96.9%)
(2)同行親族等による代筆に関する内部規程の整備率
生命保険会社 100%(100%)、損害保険会社 97.0%(96.8%)
2.視覚障がい者の方への代読に関する内部規定の整備状況について
(1)視覚障がい者の方への代読に関する内部規定の整備率
生命保険会社 90.5%(80.5%)、損害保険会社 97.0%(87.5%)
(2)代読の際に個人情報を漏えいすることがないように配慮している
生命保険会社 92.1%(84.8%)、損害保険会社 90.6%(89.3%)
3.聴覚障がい者の方への対応に関する内部規定の整備状況について
(1)聴覚障がい者の方への対応に関する内部規定の整備率(新規)
生命保険会社 66.7%、損害保険会社 93.9%
4.知的・精神・発達障がい者の方への対応に関する内部規定の整備状況について
(1)知的・精神・発達障がい者の方への対応に関する内部規定の整備率(新規)
生命保険会社 71.4%、損害保険会社 84.8%
障がい者等に配慮した取組みに関するアンケート調査結果(PDF:58K)
https://www.fsa.go.jp/common/about/research/20200917/20200917.html