全国銀行協会は、「税・公金収納・支払の効率化等に関する勉強会」の調査レポートを公表した。
本勉強会は、未来投資戦略2017に掲げられた「政府横断での行政手続コスト削減の徹底」等を踏まえ、税・公金収納・支払の効率化を進めるために、既存の枠組みのなかで短期的に足元から取り組みできることがないか、さらには、新たな技術や諸外国の事例等を参考に、中長期的(~10年程度)にはどのような対応が望ましいか、意見交換等を行うべく設置されたもの。
本調査レポートにおいては、納付者・金融機関・収納機関の実態の調査の結果、明らかとなった税・公金収納の主な課題を整理したうえで、それらの解決のために有効と考えられる官民が連携して行う短期的・中期的取り組みについて、取りまとめている。
今後の対応としては、本勉強会の下部に実務者級のワーキング・グループを設置し、来年度以降、対応の具体化について引き続き検討を行っていく予定。
https://www.zenginkyo.or.jp/news/detail/nid/11082/