スルガ銀行は、今回の一連のシェアハウス等関連融資および一棟収益物件を対象とした資産形成ローンについての第三者委員会から「調査報告書」の全文および要約版を公表した。
審査書類等に多くの改ざんや偽造が行われ、相当数の同社社員がそれに関与し、また、積極的に関与しないまでも偽造の事実を認識あるいは疑いながら融資手続を行っていたことが認定された。また、上記関連融資・ローン実行時における顧客の意向に沿わないフリーローン契約等のセット販売が行われていたことも認定された。
今回の一連の事案の経営責任を取り、代表取締役会長 岡野光喜、代表取締役社長 米山明広、代表取締役専務 白井稔彦、専務取締役 望月和也、常務取締役 柳沢昇昭が辞任。そして、新たな経営体制として、取締役会において取締役有國三知男を新しい代表取締役社長に選任した。
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