関西みらいフィナンシャルグループの近畿大阪銀行(社長 中前 公志)は、岸和田商工会議所(会頭 中井 秀樹)等と共催で7 月26 日(木)、「ベンチャー型事業承継のススメ」セミナーを開催する。
一般的な「事業承継セミナー」は税務対策や資産移転の技術的な悩みを解決するものが大半だが、単なる課題解決型の事業承継対策では中小企業の後継者不足は解消できない問題として認識され始めている。
そこで近畿大阪銀行では、先代から受け継ぐ既存の経営資源を最大限活用し、後継者が新たな事業に挑戦 する「ベンチャー型事業承継」を地域課題解決の有効な手段と位置付け、本セミナーを出発点として新たな 地域活性化に取り組む。
経験豊富な講師が、ベンチャー型事業承継の事例について詳しく解説。また、家業の承継の際に 重要となる先代と後継者の経営ビジョンの違いに向き合ってもらい、家業の経営資源を活かしつつ、ベンチャー的発想で新たな事業を考案する過程を通じて、先代が成し遂げられなかった成熟市場や業界から抜け出すヒントを提供する。
また、泉州地区をこれまで支えてきた製造業を中心とした中小企業事業者が抱える後継者問題を、行政・商工会議所と金融機関が連携して解決に取り組む。今後、同様の問題を抱える近隣市町村にも連携の輪を広げ、中小企業事業者が抱える後継者問題にワンストップで解決できる体制の構築を目指す。
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