足利銀行「平成30年度の新入社員意識調査を公表」


足利銀行(頭取 松下 正直)のシンクタンクである「あしぎん総合研究所」(社長 伊沢 正吉)は、「平成 30 年度新入社員意識調査」を行い、その結果を公表した。

以下、一部を抜粋。詳細は下記HPを参照。

超売り手市場!仕事にも楽観ムード 新しいキャリア観の台頭

栃木県の企業や自治体の今年の新入社員は、売り手市場だったことから就職先には「知名度の高さ」や「休日の多さ」を重視。「夏より前」に内定をもらい、「4 社」「5 社」から内定を得たという人がそれぞれ過去最高となった。そうした就職活動の経験からか、新入社員は仕事についても楽観ムード。出世への興味も薄く、仕事と友人では友人優先派が過去最高とライフ重視。すでに転職を考えている新人も約 3 割おり、キャリア観が変わりつつあるようだ。

<ポイント>
1.会社情報は「インターネット」、半数近くが「インターンシップ」へ
◇ 会社情報の収集方法は「インターネット」が最も多く 62.0%。「学校」は 2 位。「会社説明会・企業合同説明会」には 39.2%が行っており、「友人・先輩」も 10.4%と高い。
◇ インターンシップをした人は 42.5%。その内の 4 人に 1 人がインターンシップ先に就職。
2.内定は「前年夏より前」が過去最高。秋までに 7 割以上が内定確保
◇ 新卒者の内定企業数は「1 社」「2 社」「3 社」の順で例年同様だが、「1 社のみ」はこれまでで最も少なく、「4 社」「5 社」がそれぞれ過去最高となった。
3.会社を選ぶ基準では「知名度の高さ」「休日が多い」が過去最高に
◇ 採用難から初任給を上げる企業が多いが、「給料」14.2%よりも「休日」23.7%で、ワークライフバランス重視。
4.景気の良さや売り手市場の就職活動を経て、仕事にも楽観ムード
◇ 就職にあたり不安に感じていることでは、例年高い「仕事についていけるか」「生活環境や習慣の変化に対応できるか」が過去最低に。「会社の業績の悪化」を心配する人も少ない。
5.せっかく採用しても・・・
◇ すでに転職を考える人も約 3 割。出世については「平社員のままでいい」「係長ぐらい」が上昇傾向。仕事と友人の約束が重なったら「なるべく友人優先」「いつでも友人優先」が過去最高になるなど、キャリア観が変わりつつあるようだ。

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