山陰合同銀行「尚風館の入校式を開催」


公益財団法人ごうぎん島根文化振興財団(理事長 久保田 一朗)では、青少年を対象とした教育活動を行う私塾「尚風館(しょうふうかん)」の3期生入校式を開催する。

公益財団法人ごうぎん島根文化振興財団は、株式会社山陰合同銀行の創立 50 周年記念事業として、地域社会の発展に貢献することを目的に 1992 年(平成 4 年)に設立し、島根県内で実施される教育・芸術文化・スポーツ活動に対して支援・協賛を行っている。2012 年(平成 24 年)9 月に、青少年の育成を目的とした私塾「尚風館」を設立した。

青少年に自らの身体や五感を通して物事の本質や背景に触れさせ、思考力や洞察力を養い、大局に立って決断・行動できる人材の育成を教育目標としている。さらには、受講生が現代社会の問題点や将来のあり方について、他の人の意見を尊重しながら、自分の意見も堂々と主張できるようになってほしいと考えている。

教育場所は、毎週土曜日に、主に松江歴史館(歴史の指南所)で開校するほか、野外活動や宿泊研修の場も設けている。
教育課程は、初等課程は小学校 4~6 年生を対象に募集し、初等課程(3 年間)、中等課程(3 年間)、高等課程(社会人になるまで)の長期一貫教育を行っている。現在の受講生数は、初等課程 18 名(今年度入校)、中等課程 14 名、高等課程 10 名の合計 42 名。

初等課程および中等課程では、礼儀作法や論語を学ぶほか、日本や郷土の偉人の学習、外国人講師による英語でのコミュニケーション訓練、地元の自然や文化に触れる宿泊研修、古事記の舞台となった場所を訪れる体験学習などを行っている。高等課程では、海外留学の支援や宿泊研修、レポート提出が主な内容。教育体制としては校長 1 名、各課程ごとに 2 名の講師を配置している。

http://www.gogin.co.jp/about/press2018/topi18-009.pdf

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