京都中央信用金庫(理事長 白波瀬 誠)は、日本電気株式会社(代表取締役執行役員社長兼CEO 新野 隆、以下NECという)とともに、定型的なパソコン操作をソフトウェアロボットが自動的に行うRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用し、職員の業務効率化に向けた実証実験を実施した。
同金庫では、「働き方改革」の取組みとして、本部業務のデータ収集や加工・集計などの作業時間の削減や作業品質の改善のため、RPAをはじめとし、AI(人工知能)を活用した業務の効率化なども合わせて、職員のワークスタイル変革に向けた具体的な検討を行っている。
本実証実験では、多くの導入実績・ノウハウを有するRPAソリューション「NECSoftware Robot Solution」を活用することにより、従来人手で行っていたマウス・キーボード操作によるマーケットリスク管理日報作成業務を対象に、ソフトウェアロボットの画像認識機能を用いてパソコン画面上の操作を登録・自動化した。
今回、同金庫とNECは、本実証実験を通じて職員の生産性向上や人為的ミスの防止などの業務支援としての有効性を検証している。
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