京都銀行(頭取 土井 伸宏)は、京都府立医科大学とともに、同行行員を対象とした「認知症応対実践講座」を開催し、高齢者や認知症の方への適切な応対ができる行員を育成していく。
同行では、京都府の「京都高齢者あんしんサポート企業」として、全行員を対象に「サポーター養成講座」を開催し、全店に「認知症サポーター」を配置するとともに、高齢者の地域生活を法学、工学、医学の研究者や企業、行政等が一体となってサポートする「COLTEMプロジェクト」に参加するなど、地域社会を見守る活動に積極的に取り組んでいる。
今回の講座は、「COLTEM プロジェクト」の取り組みの一環として開催するもので、認知症の顧客が銀行に来店した際の具体的な応対方法について、実践的に学ぶ。
「COLTEM プロジェクト」について
高齢者の地域生活を健康時から認知症で判断能力が低下した状態まで、途切れなくサポートする包括的支援システムを、法学、工学、医学の研究者、実務家、企業および行政が一体となったチームで開発するための検討を行っている。
国立大学法人弘前大学(青森県弘前市)を中核機関として取り組んでいる COI 拠点(真の社会イノベーションを実現する革新的「健やか力」創造拠点、拠点長・弘前大学大学院医学研究科 社会医学講座 特任教授 中路重之)のプログラムの一環で、京都府立医科大学(京都府京都市)を中心としたサテライト拠点で取り組んでおり、地域の健康を支える分野を超えたイノベーティブな取り組みを進めている。
https://www.kyotobank.co.jp/news/data/20171207_1601.pdf