株式会社広島銀行(頭取 池田 晃治)は、地元企業の大規模地震リスク対策として「震災時 元本免除特約付き融資」を創設し、第1号案件として地元の主要産業のひとつである自動車関連サプライヤー6社に融資を実施した。
予め定めた震度観測点(今回は広島市中区上八丁堀 6-30 広島地方気象台)において、震度 6強以上の大規模地震が発生した場合に予め定めた割合(100%または 50%)で当該融資の 借入元本が免除される特約が付与された融資。なお、地震による元本免除特約を付与した融資商品は全国で初めての取扱い。
大規模地震発生時の直接被害、間接損害の有無に関わらず、震度6強以上の地震発生に より借入元本が免除される。また、借入元本の免除部分については元本免除益となり、大規模地震発生時の財務面での ダメージの補填が可能となる。さらに、免除部分による借入余力が生じるため、緊急時の資金調達も可能となる。
http://www.hirogin.co.jp/ir/news/paper/news170414-2.pdf