静岡銀行(頭取 中西勝則)では、株式会社シラトリと、南海トラフ大震災等の大規模地震が発生した 場合における円滑な資金調達手段の確保を目的に「震災リスク対応型コミットメントライン」の契約を締結する。
震災リスク対応型コミットメントラインは、金融機関が貸付義務を負う融資形態ですが、大規模地震発生時には、不 測の事態も予想される。本商品は、こうしたリスクをカバーし、より円滑な資金調達を可能にす るため、遠隔地の地方銀行等をバックアップ貸付人として設定した震災リスクに対応したコミット メントライン。
なお、遠隔地の銀行と協働してバックアップ貸付人を設定するこのスキームは、同行独自の取組み で、同社との契約で3社目(平成 24 年 9 月 株式会社マキヤ、26 年 3 月 焼津水産化学 工業株式会社)。
専門のノウハウを有した調査会社(リスクサーベイ企業)による財務インパクトを含む震災リスク 分析(リスクサーベイ)を行い、当該調査結果を含め与信判断を行う。
また、リスクサーベイにより予め震災による影響を把握することができ、また、震災時のファ イナンス手法を確保することにより、顧客のBCPのさらなる強化が可能となる。
http://www.shizuokabank.co.jp/pdf.php/2776/290118_NR.pdf