三菱東京UFJ銀行「日立と小切手電子化を対象としたブロックチェーン技術活用の実証実験を開始 」


株式会社日立製作所(執行役社長兼 CEO:東原 敏昭)と株式会社三菱東京 UFJ 銀行 (頭取:小山田 隆)は、シンガポール共和国において、小切手の電子化を対象としたブロックチェーン技術*1活用の実証実験を開始する。

具体的には、ブロックチェーン技術を用いて電子小切手の振り出しや譲渡、取り立てを行うシステムを 共同で開発し、三菱東京 UFJ 銀行が当該小切手の発行・決済を行い、日立グループの複数拠点で小切 手の受け取りや取り立てを実施する。

近年、ブロックチェーン技術を活用した新しい金融サービスの提供、金融サービスの効率化に向けた 取り組みが本格化している。

ブロックチェーン技術は、金融決済などの取引に関する情報をネットワー ク上の複数のコンピュータにて共有する技術で、情報の改ざんが極めて難しいとされている。ブロック チェーン技術の応用により、システム投資コストを低減しつつセキュリティを確保した利便性の高い金融サ ービスの実現が期待される。

*1 ブロックチェーン技術:分散型台帳技術。複数拠点に分散されたサーバなどの通信機器に、それぞれ同一の記録を同期させて一つの台帳を 維持する仕組み。

http://www.bk.mufg.jp/news/news2016/pdf/news0822.pdf

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