大東銀行は、2020年10月8日に公表した元行員による不祥事件の発覚以降、内部調査を行ってきた結果、同一の元行員による別の不祥事件が発覚、公表した。
大東銀行「不祥事、着服を公表」 | Lagrange Financial News (lagrangepoint.biz)
元行員(次長職51歳、男性)は、白河支店及び新白河駅前支店の渉外係として担当していた2名の顧客から、2016年12月及び2019年5月~12月にかけて預かった現金を、預金口座に入金せずに着服したことが新たに発覚した。
現金預かり時に所定の受取書ではなく複写式の領収書を受取書の代用として交付し、預金口座に入金せずに自宅に現金を保管し、現金預り時に所定の受取書を発行しないで預り、預金口座に入金せずに着服していた。
2名の顧客から着服した金額は合計で4,000,000円(実損額は2,000,000円)。10月8日に公表した事件と合わせると、被害に遭った顧客は5名、着服累計金額は8,900,000円(実損額5,000,000円)となる。
元行員は、着服した現金を遊興費及び生活費、借入金の返済に充てていた。
不祥事件に関する追加報告について | 大東銀行 (daitobank.co.jp)