七十七銀行は、与信管理業務の効率化・高度化を目的として、AIの活用により企業の業況変化をタイムリーに検知する「業況変化検知システム」を導入する。
「業況変化検知システム」は、三井住友銀行と株式会社JSOLが共同開発したシステムであり、株式会社JSOLでは、株式会社NTTデータが提供する金融機関向けクラウドプラットフォーム上に本システムを構築し、金融機関向けサービスとして提供している。
同行は、2019年8月以降に実施した実証実験において一定の成果を得たことから、今般、本システムを本格導入するもので、地域金融機関による導入は同行が初とのこと。
AIを搭載した本システムが、取引先企業の口座の入出金情報等を分析することで、業況の変化をタイムリーに把握し、顧客に対して、早期に事業支援・改善に向けた提案を行うことが可能となるほか、行員の与信管理業務の効率化等の効果を期待している。
https://www.77bank.co.jp/pdf/newsrelease/20091102_gykyhktchsys.pdf