みずほ銀行「米ドル新指標を参照する CD(譲渡性預金)を発行」


株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治)は、ニューヨーク支店において、米ドル建て SOFR (有担保翌日物調達金利)連動 CD(Certificate of Deposit、譲渡性預金)を 2019 年 2 月 22 日に発行した。

SOFR(Secured Overnight Financing Rate)とは、2021 年末以降公表が停止される懸念が 高まっている USD LIBOR(London Interbank Offered Rate)の代替指標としてニューヨーク 連邦準備銀行が 2018 年 4 月から公表を開始した米ドル新指標で、翌日物レポ取引を参照とし たリスクフリーレート(銀行の信用リスクを含まない翌日物金利)。

公表開始後、SOFR を参照する 1 ヵ月物・3 ヵ月物の先物取引や、金利スワップの清算(クリ アリング)が開始される等、SOFR を参照した金融取引の基盤は徐々に拡大しており、現在の USD LIBOR からの切り替えによる金融指標の信頼性・透明性の向上が期待されている。

2018 年 7 月以降、米政府系機関や一部の欧米金融機関が SOFR 連動債券や CD の取扱を開始 するなかで、今回、邦銀として初めて、みずほ銀行ニューヨーク支店が米国機関投資家向けに SOFR 連動 CD を新規に発行した。

https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20190226release_jp.pdf

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