三井住友銀行「AIによる企業の業況変化検知システムを導入、外部企業へ提供も」


株式会社三井住友銀行(頭取CEO:高島誠) は、株式会社JSOL (代表取締役社長:前川雅俊)と共同開発した、AI 活用による「企業の業況変化 検知システム」の利用を今年度中に開始するとともに、外部企業向け提供を開始する。

三井住友銀行では、本システムの利用により、取引先企業の業況変化をより早く検知する 可能性が高まり、当該企業への事業支援・改善に向けたプロアクティブな提案を行うなど、 より高い付加価値の提供が可能となる。

なお、三井住友銀行が本システムに係る著作権の使用をJSOL に許諾し、JSOLが金融機関を中心とした外部企業向けに、営業、導入、保守を行う。

本システムの特徴は、取引先企業の決算書等、財務データを用いた業況変化を検知する仕組 となっており、期中の業況変化をタイムリーに予測することは容易ではなかったが、 本システムでは、AIが取引先企業のロ座青報の勤きを分析しており、より早く業況変化を検知することが可能となる。

また、JSOL では、本システムを株式会社NTTデータが提供するOpenCanvas上のクラウド サービスとして提供予定であり、金融機関を中心とした導入企業における導入費用の低減も企図している。

http://www.smbc.co.jp/news/j601698_01.html

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