金融庁は、新しい検査・監督の基本的な考え方と進め方を整理した「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」を策定。
この検査・監督基本方針では、資産分類と償却・引当について、現状の実務を出発点に、今後の改善の道筋としてどのようなことが考えられるか、金融機関、公認会計士、有識者等との検討を進めるとしていることから、より的確な将来見通しに基づく引当も可能にする枠組みを含め、金融機関の融資に関する検査・監督実務について議論、整理するため、「融資に関する検査・監督実務についての研究会」を設置する。
この研究会での議論を踏まえ、同庁は、今後の融資に関する検査・監督実務の「考え方と進め方」をとりまとめ、幅広い関係者と対話を行っていく予定。
https://www.fsa.go.jp/news/30/singi/20180629.html