八十二銀行は、大規模地震発生時のリスク対策として「震災時元本免除特約」の取扱いを開始した。
地元企業の大規模地震への対策強化の支援は、地域金融機関として大きな意義があると考え創設した。
特約の特徴は次のとおり。
(1)予め定めた震度観測点において、震度6強以上の大規模地震が発生した場合にあらかじめ定めた割合(100%または 50%)で当該融資の借入元本が免除
(2)大規模地震発生時の直接被害、間接損害の有無に関わらず、震度 6強以上の地震発生により借入元本が免除
(3)借入元本の免除部分については元本免除益となり、大規模地震発生時の財務面でのダメージの補填が可能となる。また免除部分による借入余力が生じるため、二重ローンを回避しつつ、緊急時の資金調達が可能となる
https://www.82bank.co.jp/release/2017/pdf/news20180221.pdf