金融調査研究会(座長:清水啓典一橋大学名誉教授)の第1研究グループ(主査:清水啓典一橋大学名誉教授)と第2研究グループ(主査:井堀利宏政策研究大学院大学特別教授)は、報告書を取りまとめ、公表した。
同研究会は、平成28年度において、「新次元の金融政策のあり方」(第1研究グループ)および「持続可能な社会保障制度に資する金融のあり方」(第2研究グループ)を研究テーマとして取りあげ、検討を行った。その成果は、本年3月に提言として取りまとめ、事務局である一般社団法人全国銀行協会のウェブサイトに掲載している。
それぞれのレポートは下記リンクを参照。
「新次元の金融政策のあり方」(第1研究グループ)
第2章 日本の金融政策と成長戦略(清水啓典 一橋大学名誉教授)
第3章 いくつかの相対価格から見た新次元金融政策の効果と限界について(齊藤誠 一橋大学大学院経済学研究科教授)
第4章 マイナス金利政策の影響-資産価格への効果はなぜ限定的だったのか-(宮尾龍蔵 東京大学大学院経済学研究科教授)
第5章 金融政策を巡る論点整理(藤原一平 慶應義塾大学経済学部教授)
第6章 マネーストックとノミナルアンカー(戸村肇 早稲田大学政治経済学術院准教授)
「持続可能な社会保障制度に資する金融のあり方」(第2研究グループ)
第2章 少子高齢化によるマクロ経済への影響と持続可能な社会保障政策の考察(北尾早霧 慶應義塾大学経済学部教授)
第3章 高齢者の資産選択と金融税制(國枝繁樹 一橋大学国際・公共政策大学院准教授)
第4章 介護保険の補足給付改革とリバースモーゲージ(土居丈朗 慶應義塾大学経済学部教授)
第5章 医療貯蓄勘定についての考察(宮尾尚三 日本大学経済学部教授)
https://www.zenginkyo.or.jp/news/detail/nid/8265/