農林中央金庫「日本産農畜産物の海外輸出に向けJA全農とともに英国食品卸会社を買収」


農林中央金庫および全国農業協同組合連合会(JA全農)は、英国食品卸会社SFG HOLDINGS LIMITED(SFG社)の全株式を取得したと公表。持株比率は農林中金10%、JA全農90%。
SFG社は、1967年創業の生鮮・冷蔵・冷凍食品の輸入・卸売会社SCOTCH FROST OF GLASGOW LIMITEDの持株会社。欧州・アジアを中心に35カ国から1,000品目以上の食材を調達し、英国およびアイルランド内の飲食店および小売・卸売 会社等に販売する、アジア・エスニック食材の輸入・保管・物流・販売事業者として安定した実績を築いている。
全農グループは、農畜産物輸出を拡大するためには、最終実需者のニーズを把握し直販できる体制が必要であることから、欧州では現地法人の設立やロンドンで の和食店舗”TOKIMEITĒ”の開設を通じ、大消費地である英国での事業拡大策に取り組んできた。
SFG社は、ロンドンを始め、英国全土及び アイルランドで優良な顧客基盤を保有。同社の経営権を取得することにより、最終需要者へのアクセスを保有する優良な現地のサプライチェーンを 獲得し、日本産農畜産物の海外輸出の拡大を目指すとしている。

https://www.nochubank.or.jp/news/news_release/2016/post-409.html

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