セブン銀行と株式会社電通国際情報サービスの合弁会社である株式会社ACSiONは、静岡銀行とセキュリティ対策サービス提供で合意した。
金融機関における疑わしい取引の報告件数が年々増加傾向にあるなか、静岡銀行では、インターネット支店を中心とした非対面での口座開設および取引が増加しており、人的監査のみに依存しない高度な不正対策を実施すべきと判断し、本合意に至ったもの。
インターネットでの取引を対象にアクシオンの不正検知プラットフォーム「Detecker(ディテッカー)」を採用することにより、業界を横断した過去の不正情報を参照し、より厳格な不正検知を実現。さらに、金融犯罪対策の知見を有したモニタリング支援により、これまで担当者の経験に頼っていた検知を仕組化することで、担当人員を増やすことなく、インターネット上の口座開設時の不審な取引について精度の高い検知が可能となる。
今後は、インターネットバンキング取引全般における検知へ、対象の商品・サービスを拡大する予定。
https://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2020/pdf/2020060302.pdf