岐阜信用金庫は、中小企業が保有する知的財産評価した融資を促進するため、三菱総合研究所の「企業特許レポート」を活用することとしたと公表。
取引先企業の保有する「特許」を多面的に分析し、財務諸表に表れない取引先の技術力・技術資産の実態把握(事業性評価)を行い、資金ニーズに応える。
具体的には、成長分野に取組む取引先企業向けの既存融資ファンド「中小企業育成ファンドⅡ」取扱い時において、融資判断材料として同レポートを活用する。
同金庫は、これまでも上記ファンドにおいて「中小企業の知財の活用」を融資の対象としてきたが、「企業特許レポート」の活用により取引先企業が保有する知的財産(特許等)を
より客観的に評価することが可能となるとしている。
http://www.gifushin.com/release/20160201.pdf