三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:橋本 勝))は、国内唯一の専業信託銀行グループとして培ってきた不動産ビジネスにおけるノウハウを活かし、新テクノロジーとして注目を集めているブロックチェーン技術を活用した実証実験を開始する。
主に都市部所在の収益不動産を対象として、ブロックチェーン技術を活用することにより、不動産取引における情報の透明性を維持・確保し、取引しやすい環境を実現する「信託ならでは」の不動産取引環境整備を目指し、市場の発展に寄与する。
ブロックチェーン技術は、情報の改ざん防止効果や透明性向上などが期待される新しい技術。新たな取引機会を提供し、取引参加者を増加させるような、公正かつ透明性の高い情報管理手法の構築に向けた検証を実施する。
本実証実験にあたり、富士通株式会社(代表取締役社長:田中 達也)が米国シリコンバレーに設立した Open Innovation Gateway(OIG*)とともに不動産ビジネス領域における新たなビジネスモデルにつき検討を進めていく。
https://www.smtb.jp/corporate/release/pdf/181212.pdf