東京都民銀行は、顧客から申出を受けて行内で調査した結果、平成 28 年 2 月から平成 29 年 3 月までの間、西大久保支店と取引がある顧客 1 名から、相続時の費用や準備金等として現金を預かるなどと偽り、現金を交付させるなどして、これを着服、平成 30 年 2 月 20 日に判明し、公表した。
事故者は、33 歳、一般行員、男性。所属は、本部(営業開発部)、日本橋支店。
また、事故者は、平成 29 年 8 月から平成 29 年 12 月までの間、日本橋支店と取引がある顧客1 名から、投資信託の購入資金を預かるなどと偽って、普通預金の払戻請求書を預かり、現金を別口座に振替えて着服していた。
事故者はこれらの方法で得た現金を、外為 FX 取引で発生した損失の穴埋めに流用していた。
これまでに判明している被害額は 18,324,000 円、被害に遭われた顧客は 2名。なお、2 名以外の被害は確認されていない。