金融庁「資産運用企画室及び 資産運用統括モニタリング長を設置」


金融庁は、家計の安定的な資産形成を促進するためには、金融機関等において、顧客本位の業務運営が行われることが重要で、その際、機関投資家・投資運用業者等には、資産運用の高度化を通じて中長期的な投資リターンを向上させていくことが期待される。

こうした観点から、(1)資産運用の高度化について、必要な企画、立案、調整、情報収集及び情報分析を行うため、総務企画局に「資産運用企画室」を設置するとともに、(2)投資運用業者のモニタリングの企画・立案及び実施を行うため、証券取引等監視委員会事務局証券検査課に「資産運用統括モニタリング長」を設置し、資産運用企画室長兼資産運用統括モニタリング長として片岡之総(かたおかしそう)を任命した。

平成28事務年度においては、「金融行政方針」を踏まえつつ、以下の業務を行う予定。

(1)資産運用企画室
機関投資家・投資運用業者等における資産運用の高度化に向けた課題について、部局間の有機的一体性を確保した深度ある実態把握及び分析・検討。

(2)資産運用統括モニタリング長
投資運用業者のガバナンスの構築状況など経営の実態把握を行い、効果的なモニタリングを行うためのベンチマークの策定。

http://www.fsa.go.jp/news/28/sonota/20161101-1.html

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