岩手銀行「陸前高田市まちなか再生計画の支援を公表」


岩手銀行(代表取締役頭取 田口幸雄)では、高田松原商業開発協同組合(本社:岩手県陸前高田市、 理事長 伊東孝氏)によるショッピングセンター新設に際し、地元および政府系金融機関、各種団体、 公的機関と連携を図りながら、資金調達支援や公的助成制度活用など、事業実現に向けたコンサルティングを行い、支援の枠組みが整ったことを公表した。

同協組は、陸前高田市まちなか再生計画の基幹事業として、大型商業施設を整備し運営するプロジェクトを検討。これについて、同行では、岩手県産業復興相談センターと協調し、6億円規模の投資計画の妥当性を検証するとともに、活用できる助成制度の発掘や資金調達の枠組みの検討を進めた。

この結果、債権買取制度活用により二重ローンを解消したうえで、同行のほか、東北銀行、北日本銀行、商工組合中央金庫、岩手県信用保証協会の協調での融資支援する方向となった。また。復興庁、中小企業庁、岩手県、陸前高田市と連携し、中小企業庁による津波立地補助金の受給も決定したほか、岩手県による高度化スキームも活用できることとなった。

同協組の大型商業施設は陸前高田市が運営する図書館が併設されるほか、他の民間団体が整備する同一敷地内の2棟の商業施設との相乗効果をもって、地域にとって復興のシンボルとして、地域再生および活性化の拠点としての機能を担うものと期待される。

https://www.iwatebank.co.jp/announce/news/2016/08/20160810_takatamatsubara.pdf

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