三菱UFJフィナンシャル・グループ「JR東日本グループと広域スタートアップエコシステムでパートナーシップ協定」


東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長 喜㔟陽一)と株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤宏規)の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員 半沢
淳 一)および三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長 長島巌)は、「TAKANAWA GATEWAY CITY」における広域スタートアップエコシステム構築の推進に向け、2024年12月10日に10年間のパートナーシップ協定を締結した。

JR東日本グループがもつ地域に根差した重層的ネットワークと、MUFGがもつ広範囲なネットワ
ークおよび多様なソリューションによる「つなぐ」機能とを掛け合わせることで、「TAKANAWA
GATEWAY CITY」を舞台に、社会課題の解決と心豊かで活力ある社会の実現を目指す。

JR東日本グループが掲げる、すべての人の「心豊かな生活」の実現を目指すグループ経営ビジョン「変革2027」、およびMUFGが掲げる、社会課題解決への貢献を目指す中期経営計画のもと、「TAKANAWA GATEWAY CITY」における広域スタートアップエコシステム構築を推進する連携施策を実施し、両社グループの更なる発展を目指す。

連携協定の概要:広域スタートアップエコシステム構築の推進に向けた連携施策

(1) LiSH※1に参画するスタートアップおよび高輪地球益ファンドの投資先への成長支援ビジネス創造施設「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’Hub」(LiSH)や高輪地球益ファンドにおいて、MUFGによる金融支援などの施策を実施する。

(2) 重点テーマにおける新しい技術やビジネスモデルの創出
「環境・モビリティ(ロボティクス)・ヘルスケア」の重点テーマに関連する、LiSHへの参画スタートアップおよび高輪地球益ファンドの投資先のスタートアップに対し、成長支援を両社グループで行う。またこの重点テーマにおいて、共創を目指すピッチイベントや共催イベントを開催することで、新しい技術やビジネスモデルを創出し、日本の産業構造の変革を促すことで、経済全体の競争力を高めることを目指す。

(3) デジタルとリアルを活用した地域や都市におけるライフスタイルの向上
「TAKANAWA GATEWAY CITY」の街に新たな接点をつくり、デジタル金融サービスを活用した生活の質の向上や経済的自立の支援を目指す。また、両社グループが有するデジタルプラットフォームを通じた幅広いコンテンツの提供や、「TAKANAWA GATEWAYCITY」における金融リテラシー向上の取り組みなど、各世代の自立的な資産形成支援における連携を検討する。

(4) 日本流のベンチャークライアントモデルの普及・実装支援
高輪地球益ファンドの投資先や両社グループが支援しているスタートアップと、両社グループがもつアカデミアや事業会社との幅広いネットワークを掛け合わせ、日本流のベンチャークライアントモデルの普及・実装支援を行う。それにより「TAKANAWA GATEWAYCITY」における広域スタートアップエコシステムの価値を向上させるとともに、国内における事業会社のオープンイノベーション活性化を図る。

JR東日本グループと三菱UFJフィナンシャル・グループとのパートナーシップ協定締結について

https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js