いわき信用組合「不祥事、旧経営陣による迂回融資等3件を公表」


いわき信用組合は、令和 6 年 10 月初めに上部団体である全国信用協同組合連合会(全信組連)から、旧ツイッターの「X」に『元信用組合職員』と名乗る者が当組合を名指しして不祥事を隠蔽しているとの投稿があると連絡を受け、内部調査を進めた結果、「投稿の内容はおおむね事実」と判明、以下公表した。

事案①
<旧経営陣による迂回融資>
平成 20 年(2008 年)7 月ごろ当時当組合の大口融資先であった企業の資金繰りを支援するために、当時の代表理事らが協議の上、個人名義による融資をおこない、その後も迂回融資を続けていた。
事案②
<元職員による横領事件及びその隠蔽>
平成 26 年(2014 年)7 月に所属店舗に勤務していた当時係長の元職員が横領をおこなっていたことについて、旧経営陣が隠蔽していた。
事案③
<元職員による現金の着服事件>
平成 21 年(2009 年)6 月ごろ、所属店舗に勤務していた当時次長の元職員が金庫内にあった現金を着服した事実があったが、数時間後に返却されたことから当時の支店長が本部に対し一切の報告をおこなっていなかった。そのため監督官庁に対しても未報告となっていた。

当組合は、こうした事態を重く受け止め、弁護士及び公認会計士といった第三者の専門家から構成される「第三者委員会」を設置し、これら不祥事件の事実関係、並びに類似事案有無の客観的調査を徹底的に行うとともに長期間に亘り隠蔽された原因分析並びに再発防止策の検討をおこない、厳正に対処していく。

20241115.pdf

https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js