りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行は、手形・小切手の電子化に向けて手形・小切手の発行を終了する。
全国銀行協会は2021年6月に閣議決定された政府の「政府戦略実行計画」に「5年後の約束手形利用の廃止・小切手の全面的な電子化」が盛り込まれたことを受け、「2026年度末までに電子交換所における手形・小切手の交換枚数をゼロにする」ことを目標とした自主行動計画を策定。同グループとしても引き続き手形・小切手の電子化に向けた取り組みを推進し、顧客のDX化を後押しする。
2025年9月30日(火)に、すべての顧客を対象に手形・小切手帳の発行の受付を終了。2026年3月31日(火)に、他行を支払地とした手形・小切手による預金の入金扱いの受付を終了する。入金先口座は、当座預金のほか普通預金、定期預金等、各種預金および金銭信託等への追加信託を含む。
手形・小切手の電子化には、現物紛失リスクの低減、発送や保管等にかかる事務負荷の低減や印紙税の削減など、様々なメリットがある。紙の手形・小切手の発行終了の代替手段としては、電子記録債権(でんさいネットサービス)や同グループ各社のインターネットバンキング活用を促していく。
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