株式会社三菱 UFJ 銀行(取締役頭取執行役員 半沢淳 一)は、半導体分野の人材を育成するための産学官組織「九州半導体人材育成等コンソーシアム」へ参画した。
九州エリアは経済産業省が策定した半導体・デジタル産業戦略において、産業用先端半導体の世界拠点としてサプライチェーンの中核と位置づけられており、半導体業界だけでなく、関連するサプライチェーンや、地域経済活性化による地元企業等の投資需要拡大への期待がますます高まっている。
こうしたなか、経済産業省 九州経済産業局および一般社団法人九州半導体・デジタルイノベーション協議会は 2022 年 3 月、産学官で構成する本コンソーシアムを設立し、人材育成やサプライチェーンの強化、海外との産業交流促進に取り組んでいる。
同行は、2022 年 11 月に次世代半導体研究開発プロジェクトを担う Rapidus 株式会社へ出資・参画し、また、本年 4 月には当行内の新組織である「半導体バリューチェーン推進室」を立ち上げる等、専門的知見の結集により半導体産業全体へ貢献する体制を強化しているが、こうした活動の一環として、九州エリアでも能動的・主導的な半導体業界への貢献を目指すべく本コンソーシアムへ参画する。
三菱 UFJ 銀行が有する産業知見やネットワーク、これまで培ったファイナンスに関するノウハウを最大限に活用することで、本コンソーシアムが目指す 2030 年の 3 つの姿「①だれもが『半導体は社会基盤の主人公である』とその価値を理解している九州」、「②だれもが『半導体を学ぶ楽しさ』に共感している九州」、「③半導体産業で働くことに『誇り』と『生き甲斐』を実感する九州」の実現に貢献する。
「九州半導体人材育成等コンソーシアム」へ参画 (mufg.jp)