山口フィナンシャルグループ「AIを活用した面談記録作成アプリを利用開始」


山口フィナンシャルグループ(代表取締役社長CEO 椋梨 敬介)は、お客さまと面談した音声
データから、AIにより自動的に面談記録を作成する独自のスマートフォンアプリを株式会社エク
サウィザーズ(代表取締役社長 春田 真)とソフトバンク株式会社(代表取締役 社長執行役員 兼
CEO 宮川 潤一)の3社で共同開発を行い、山口銀行・もみじ銀行・北九州銀行の法人営業担当者
による利用を開始しますので

同社では顧客との面談を行う際、顧客情報の一元化および顧客サービスの向上を目的として面談記録を作成しているが、さらなる記載内容の質の向上および作成時間の短縮が課題となっていた。

本アプリを活用することでより正確かつ的確な面談記録を作成することが可能となるため、より一層顧客に寄り添った相談業務の実施や、質の高いソリューションの提供を行うことが可能となる。
今後、面談記録のデータから顧客ニーズの分析を行い、法人営業担当者に提案の示唆を与えることで、新しいアプローチ方法を可能とすることを目指す。

今回使用するAIは、生成系AIに加え、エクサウィザーズが独自に開発したAIによる処理を加えることで、以下を実現することが可能となる。
(1)顧客ニーズを捉えた正確かつ的確な面談記録の作成
独自のAI(自然言語処理モデル)を活用し、面談記録の文章全文を意味が類似するパートに分割。この処理により、要約AI、生成系AIの処理文字数の制限に対応するとともに、法人営業担当者が理解しやすい文章に変換することを可能とする。さらに、大量の文章の原文と要約された文章から記録として残すべき重要事項を抽出することで、正確かつ的確な面談記録を作成する。
(2)顧客情報の適切な取り扱い
面談音声に個人情報や機微情報が含まれていた場合、その情報をAIで自動的に検出し、該当部分の面談記録を出力しないようにする。
また、本アプリは音声データを再生する機能はなく、利用の際は必ず顧客の同意をもらう等、顧客情報の取り扱いは法令・規定を遵守し、厳格に対応する。

山口フィナンシャルグループ:ニュースリリース>2024年度>AIを活用した面談記録作成アプリの利用開始について (ymfg.co.jp)

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