全国銀行協会は、金融経済教育推進機構の設立登記が完了し、同機構が正式に設立されたことを公表した。
同機構の設立によって、金融経済教育を広く普及していくうえでの重要なマイルストーンを迎えたことを心より歓迎するとのこと。
同機構の本格稼働は本年8月に予定されていますが、発起人である金融広報中央委員会、全国銀行協会、日本証券業協会は、同機構が円滑に事業を開始できるよう、事業の移管手続きに協力するとともに、官民一体となって、全国的に金融経済教育を推進し、幅広い層が学びの機会を得られるよう、同機構を含む関係者と連携・協力していく。
また、金融庁は同日、安藤 聡氏を同機構の理事長となるべき者として、武内 清信氏を同機構の監事となるべき者として指名した。
金融庁においては、同機構が、金融経済教育をより一層充実させ、国民の皆様の金融リテラシー向上に貢献できるよう、本年4月の設立・8月の本格稼働に向けて、関係者と協力し、引き続き所要の準備を進めていく。
(参考1)出資予定者
政府:10億729万6千円(※)、日本銀行:2,500万円、全国銀行協会:1,250万円、
日本証券業協会:1,250万円
(※)うち5千万円を除く9億5729万6千円は、設立に係る初期費用に充てられることを想定しています。
(参考2)発起人のプレスリリース
金融経済教育推進機構の設立について | 2024年 | 一般社団法人 全国銀行協会 (zenginkyo.or.jp)