山陰合同銀行は、2024 年 1 月 1 日付で本部機構改革を実施し、法人営業部に「スペシャライズドファイナンス室」を新設する。多様化・高度化する資金調達ニーズに対して、より一層積極的かつ迅速な対応を可能とすることで、収益力向上を図る。
同行は、これまで専門性の高いファイナンスに関して、ストラクチャードファイナンス※を中心に主に東京支店で取り組んできた。
今後はストラクチャードファイナンスのみならず、専門性の高いあらゆるファイナンス分野を同室に
集約し、ノウハウや知見の蓄積および専門人材の育成を強力に進めることで、既存取組領域の強化に加え、新たな領域への挑戦・リスクテイクによる収益力向上を目指す。
また、当該案件情報等の多くが首都圏に集中していることを踏まえ、同室は東京に設置し、以下の分野を主な管轄領域として取り組みを強化していく方針。
※企業活動の特定部分に着目し、仕組みを構築して行う資金調達の方法。
一般の借入や増資によるファイナンスと違い、企業本体の信用力から保有資産や事業の価値を切り離し、それに基づいて資金を調達すること。
<スペシャライズドファイナンス室の主な管轄領域>
・LBO ファイナンス
・不動産ノンリコースローン
・プロジェクトファイナンス
・クロスボーダーローン
・劣後ローン 等
attachmentfile-file-3384.pdf (gogin.co.jp)